アクアグリフって何?
アクアグリフ(AquaGlyph)とは、コンクリート舗装やタイルの上に水で絵や文字を描く路上パフォーマンスです。
Aqua(水)によるGlyph(象形文字)という意味の造語であり、A/Gと表記されることもあります。
従来よりモップアートやカストーディアルアートなど、水をインク代わりににするパフォーマンスは存在していましたが、
"アクアグリフ"は規模や使用する道具、実施者にとらわれない総称として考案され、2018年頃より使用されるようになりました。
■特徴
"アクアグリフ"ではインク代わりに水を使用するため、夏場のコンクリート上などではわずか数分で蒸発してしまいます。一方、時限的であり原状回復も必要ないという特徴を逆手にとり、
公共施設やテーマパークの床や地面でも実施されています。
■近年の傾向
従来は清掃員やスタッフによる余興という位置づけでしたが、近年では作成過程を含めた集団パフォーマンスとして実施されることもあります。
特に広大なコンクリート面とそれを高所から眺めることができる施設形状から、空港は"アクアグリフ"に最適な場所と言われています。
アクアグリフをやってみよう
アクアグリフのルールはただ一つ。それは"水で描く"ということです。
子供から大人まで、文字でも絵でも心の赴くままに描き上げましょう。
使う道具も決まりはありません。モップを使ってもいいし、洗車用スポンジでも、大筆でも大丈夫。
たとえ失敗してもすぐに消えてしまうので心配無用です。
■Airti-Stick
当ラボでは、アクアグリフに"Airti-Stick"(アーティ・スティック)と呼ばれる専用機材を使用しています。
このAirti-Stickは当ラボで開発・製造しており、ステッキ先端のスポンジ形状を自由に変えることで複雑な表現にも対応できるすぐれものです。
制作方法については、準備が整い次第公開していく予定です。
更新情報・お知らせ